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司法書士   林 嘉彦
社会保険労務士 亀甲 保弘

第 006 号

☆☆☆ シリーズ:経営の未来〜黒字体質について考える ☆☆☆

そもそも、企業は「利益( 黒字 )」を目指します。黒字・赤字の考え方は、当たり前ですが非常にシンプルです。

 収入  支出  がプラスなら黒字、マイナスなら赤字
ということは、黒字化するには、大まかに分けると2つの方法しかありません。
 1) 収入を増やす
 2) 支出を抑える

上記はあまりにも大まかに書き過ぎましたので、少し掘り下げて書いてみると、

「収入を増やすため」には、

   顧客のニーズをつかんで販売品目や販売方法・サービス内容等を見直す
   販売数量を増やす
    収入を増やす方法を常に試している・考えている

また、「支出を抑えるため」には、

    利益率を上げる
    仕入単価の見直しをする
    仕入先の見直しをする
    経費を削減する   etc

たくさんの企業を拝見していると、黒字体質のところは、この発想が社長をはじめ社員の隅々まで行きわたっているように思います。その反面、赤字体質の会社は、この発想が社員の隅々まで行き渡っていないように思うのです。

ケチケチだから経費が抑えられるというわけではなく、黒字の会社は徹底して、
お客様の見えないところは効率化し、お客様の接するところは、非効率でも丁寧にしている。しかし、経費をただ単に削減して収益を上げるという発想では長続きしないようです。

自分個人に置き換えると分かり易いと思うのですが、「お金を貯めよう!!」そのために節約をしよう。1日いくらまで、大好きなケーキは我慢して、旅行も控え、友達の誘いも極力抑え・・・。ということは、だれでも実施したことあるし、やれると思うのです。
しかし、それを何年も続けることはできなかったのではないでしょうか?

期間限定で出来たとしても、それを長い間続けるというのは無理があるような気がします。
「抑制」して何かをするというのは長続きしないと思うのです。それを、例えば、ちょっと視点を変えて遊び心を持たせる。すると、続くようになるのです。
節約好きな人のように継続させるには、ちょっとしたコツがあるようです。
それは、「楽しむ」だそうです。

これは、収入に関してもそうで、売らねば、売らねばと抑制やプレッシャーがかかると短期的に出来たとしても、やはり長続きしません。それを、楽しく売るための仕組みに変えると、売ることが楽しくなり押し売りをしているという嫌な気が払拭されます。

また、特に業績が伸びておられる企業様は、以下の心構え持っておられます。

    人(顧客・従業員・同僚)が幸せになってはじめて、企業は成長する
    仕事を通じて社会貢献していることを意識している
    売上を上げることが楽しく、意味あることだとわかっている
    経費を削減するという雰囲気がある(前向きな雰囲気)

以上は、あくまで一般論を書きましたが、次回号以降は、経営指標等を使った経営分析方法をご紹介していきたいと思います。